2010年8月4日水曜日

ユタ州のデータセンター集約事例

2009年1月に始めたユタ州のデータセンター集約計画が2010年6月に終わったそうです(※1)。18カ月(計画通り)で、35のデータセンターを2つ(1つはバックアップサイトかと)に集約した話です。集約後の物理サーバー数は591台で、400万ドル(3億6千万円)お得な話だそうです。

ユタ州の人口は280万人くらい(※2)で、日本だと広島県くらいらしい(※3)。州政府の方が県より機能は多いのかもしれませんが。

サーバーは、IBMやHPのブレードなんですかね。ストレージはメインがSun StorageTek 9990Vらしく(Sun Storage 6780とかHitachi AMS 2500の名前も出てきます)、容量はせいぜい数百TBとかみたいですが。あ、あと、残念ながら流行りの自然空冷のデータセンターではなさそうです。

※1 Data Center ConsolidationのNewsletter
2010年6月分は、http://dts.utah.gov/architecture/datacenterconsolidation/documents/DCCNewsletter_JuneJuly2010.pdf
(newsletter一覧は、http://dts.utah.gov/architecture/datacenterconsolidation/)
※2 ユタ州の人口(2009年)は、http://jobs.utah.gov/jsp/wi/utalmis/gotoPopulation.doから取得
※3 日本の都道府県別人口(2008年)は、http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001024908&cycode=0

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